ChatGPT、仕事で使いこなすの難しすぎ問題
ChatGPT、使ってますか?
わたしは世間で「ChatGPT」ってやつが来たぞ!って言われた瞬間から使い始めています。
GPT-4が出たときには早く使いたくて、有料版に課金し、そこから1年ほど有料版ユーザーです。
さて、そんなGPT大好きなわたしでも、悩んでいること。
それは、ChatGPTを仕事で使うのが非常に難しいってコト!!
AIに仕事取られるだとか、AI使って簡単にしてこうぜって話しがたくさん出てきてはいますが、まだまだ5年はかかるかなと思いながら使っています。
ChatGPTは結局”変換器”
ChatGPTの略って知ってますか?
「Chat Generative Pre-trained Transformer」です。
トランスフォーマー、つまり、変換機ってことなんですよね。
聞いたら教えてくれる先生でもなければ、辞書でもないわけです。
Aに対して、Bという指示を出したらCに変換しますよー…と。
「どうやったらお金を稼げますか?」と聞いてもダメなわけです。
「お金を稼ぐためにAを作りたい、BとCを、Dという方法で作りたいんだけど、一番早く作れるロードマップを制作して」
これくらい細かく、かつ、自分の頭に完成形があることが必須って感じ。
ここまででも少しハードルが高いんですが、これができたとしてもイマイチなんですよね。
まだまだChatGPTは人間に勝てない
シンプルなところで言うと、そもそも計算がヘタクソってのはあります。
が、そんなことよりも、みんなが使いたいのは文章とかだったりします。
“SEO対策された完璧なブログの文章を作って欲しい”とか
“スピーチすることになったから原稿を書いて欲しい”だとかです。
これを作るときに、「あなたは〇〇のプロです」とか指定して、SEOだったら「PREP法を使って文章を書いてください」とか細かーく指示するんですが…
それでも文章力がめちゃくちゃ低い…
SEO対策がイマイチだったり、人間味のある文章が書けなかったり、セールスライティングもできなかったり。
かつ2000文字程度で書いてといっても500文字くらいで終わってしまったり。
まだまだChatGPTでは、一回で使えるデータ量(トークン数)が少ないのもあって、満足に文章が書けません。
じゃあChatGPT、いま何ができるんだ?ということ
よし、文章が書けないのは分かった。
じゃあ何ならできるんだろう…?と考えてみたとき
- プログラミングして上手くいかなかったとき、問題の箇所を洗い出してもらう
- 文章では、同じ語尾が続いてるところとか、言語が変なところを校正してもらう
- データからグラフや表をつくってもらう
- PDFを読み込んで要約してもらう
- 英語の記事や論文をわかりやすく日本語に直してもらう
といった感じで、既にあるものを手直ししてもらったり、別の形にしてもらうというのが非常に使いやすいです。
まさにトランスフォーマー、変換機って感じですよね。
ルーティンの中に組み込めれば非常に便利なんですが…常に隣に置いておいてコンシェルジュ的な使い方ができるようになるといいのにな~と思う日々です。
結果、いまではほとんど使ってないですね。
ChatGPTで稼ぐには、ChatGPTで稼ぐ方法を売ること
結局、自分の生活には有効な活用法を見出せなかったので、いろいろ調べました。
ChatGPTで稼ぐ方法だとか、仕事の効率化だとか。
すると出てくるのは、「ChatGPTで稼げる方法教えます!」というノウハウを売って稼いでる人がたくさん出てきます。
なるほど、ChatGPTを使って稼ぐのではなく、使い方を売って稼ぐのか…と。
つまり、ぶっちゃけまだまだ使えないってことですね!
多少、仕事の効率化やらに使えることはあるんですが、それが売り上げに繋がるかというと全然です。
ですから、まだ最先端技術であるChatGPT、AI技術に遅れないようにしたい人達も多く、使い方がわからない人たちに売るしかないって状態ですね。
ChatGPTの革命を最前線で見ておきたい
まだまだ役に立てるには難しいChatGPTですが、なぜ課金してまで使ってるか。
それは、何か革命が起きる瞬間が来るはずで、そのタイミングに最前線にいたいから…です。
きっと面白いし、そのタイミングを逃さなければ何か商機もあるかもしれないですからね。
AIそのものを仕事にするのは、技術の進歩が速すぎてしんどいけど、「あれに使えるかな?」って探りながら最新技術を試すのは最高に楽しいです。